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北海道サイクリングは今回で3回目。2006年の旭川、08年の帯広に続いての今年は、「美瑛の丘を走ろう!」をテーマにした。コースは一部06年と重なるが、あの時は晩夏の8月末だったので、今回は美瑛を中心にあらためてハイシーズンの丘の魅力を満喫しよう、ということで再度の企画となった。 とはいうものの、車で走る分には爽快な美瑛の丘を、平均年齢が65才を超える我がサイクリングクラブメンバーではたして走れるだろうか? そんな一抹の不安を抱きつつの準備スタートだった。 そこで、今回イベントのの最大のテーマは「一人の怪我も落伍者もなく、参加者全員が無事に完走すること!」 その目的完遂のために、半年の準備期間の7,8割方を費やしたと云ってもいいかもしれない。 たとえば、走行コースについては宿泊予定ペンションのスタッフに実際に走ってもらうなどのサポートをお願いして、何回も練り直した。レンタサイクルについても、4台だけ確保できた電動車をどう割り当てるか、そしてバッテリー充電器の一晩貸し出しも交渉の結果OKになった。各人の走力を踏まえた走行班の編成と走行ルール、アクシデントがあったときの対策、 事前の説明会でのそれらの徹底、 等々。これらはどのイベント準備においても同じことではあるが、今回はこれらの全てを、何回も何回も繰り返して検証していった。 もう一つ掲げたテーマは「参加者同志、なるべく事前に知り合いになって、3日間のイベントを楽しい仲間として過ごそう!」ということ。 このために、参加者が確定した4月初めに、全員をメンバーとした「みんなの広場」というメーリングリスト(グーグルのグループ)を立ちあげた。慣れないメーリングリストに最初はかなりの混乱もあったが、ほどなくスムーズに動きだし、企画グループからのお知らせだけでなく、お互いの自己紹介やフリータイムの過ごし方の相談など、毎日たくさんの書き込みがなされて大活躍だった。おかげで情報の徹底はもちろんのこと、お互いが知り合う上でとても効果があったと思う。 こんな準備を重ねて、いよいよ北海道サイクリング本番を迎えた。 7月4日(日) 羽田はちょっと肌寒いくらいの曇り日。 沢山の人が発信しあったメーリングリストと、6 /13の説明会のおかげもうすっかり顔馴染みになった面々が、 期待に輝くニコニコ顔で次々と羽田空港の待ち合わせ場所に到着。事前に手渡し済みの参加費集金袋での集金、チケット引換券をもらってのチェックインや荷物預けもスムーズに進み、集合時刻の10時よりも前に全員が揃ってゲートイン。さあ、いよいよ出発! 旭川空港にはほぼ予定通りの13時頃到着。強い日差しはなんと「東京より暑い!」。 が、それもつかの間、すぐ曇ってきた。バスで美瑛駅まで移動し、レンタルバイクの滝川商店へ。既に空港からマイバイクで先行した宇野津さんが、我々の借りる自転車を店主と共にチェック中で、なんとも心強い!さらに、今夜宿泊予定の薫風舎のオーナーが、ライトバンでみんなの荷物を取りに来てくれていた。 今回の装備状況は、マイバイクが5名、残り18名はレンタルで、ママチャリタイプの軽快車8台、マウンテンバイク6台、電動アシスト車4台をレンタルした。電動車を希望した者6人に対して4台しか借りられなかったので、その6人を「電動シェア組」とし、軽快車2台を加えた6台を予め決めた区間毎にシェアして走ることにした。 ところが、めいめい自転車を決めてサドルやタイヤを点検するうち、どんどん真っ黒な雲が広がり、いざ出発!の14時40分にはなんと大粒の雨がパラパラ。あまり降らないで、と祈りつつ、安全第一を合い言葉に5〜6人ずつの5班でまとまって、先頭大塚リーダー、しんがり宇野津サブリーダーの体制で1.6km先の丸山公園へ。清水さん指導の準備体操のあと、走行上の注意をいつも以上にしっかりと頭にたたき込んで、同じ体制で、さあ、美瑛の丘サイクリングに颯爽とスタート! ・・・のはずが、なんと雨は益々本降りになり、おまけに行く手の空には稲妻がピカリ!、カミナリもゴロゴロ。何ともはや、悲壮なスタートとなった。 当初予定では今日は絶景の丘(急坂が多い)を走る予定だったが、初日ということと難易度を考慮して、来る直前ににもっとなだらかなコースに変更してあった。この天気を考えると大正解! 自転車の行く手にひろがる美瑛の丘は今を盛りの緑一色で、本来ならば「ワー!」と歓声のひとつも上げたいところだけれど、天からは容赦なく降りしきる雨、行く手にはなだらかとはいえ数キロに渉る上り坂が続き、みんな景色をゆっくり眺める余裕もなく、ただただ「安全に」を心がけて慎重に走った。 16時10分、出発から1時間半、7.5km経過。 雨、上り坂、まだ慣れない自転車でみんなの疲労度もピークに達したので、丘の上のペンションWE(前回、06年の時昼食を食べたところ)に23人全員ずぶ濡れのままなだれ込む。ともかくしばしの休息と温かい飲物が恋しい!と、濡れたカッパを脱いで珈琲とハーブティをお願いする。ところが着いてすぐに落雷のためパッと停電してしまい、薄暗いなかろうそくの明かりでお茶を飲んだりトイレを済ませたり。 それでも40分間の休憩で人心地が付いて、「さあ、ここからは下りだし、もうすぐだからみんながんばろう!」のリーダーのかけ声に外へ出る。もしやの期待も空しく、さっきよりもっとすごいざんざん降り。でもみんな、もうここまで濡れたら一緒よと開き直って、06年の時にヒイヒイいいながら登った坂を、隊列を組んで下る。本来なら快適な林の中の緩やかなカーブ道は、カーブ地点毎に雨水がまるで川のように道路を横切って流れ、慎重を心がけてもかなり恐い。 それでもその坂を一人の転倒もなく全員無事に下りきりって宿舎までたどり着けたのは、後から考えると本当にラッキーなことだった。 薫風舎到着17時10分。本日の総走行12.1km、所要時間2時間30分。 自転車を納屋に押し込み、先着している荷物を玄関で受け取って、各自部屋へ。ビショビショの衣類、リュック、靴などを脱いでボイラー室に所狭しと置く。電動車のバッテリーは取り外して、滝川サイクルから到着済みの充電器にセット。 定員25名のペンションに23名入って満杯。ことに5人部屋の男性諸氏は懐かしい修学旅行気分を味わうことになってしまった。ごめんなさい。 夕食前の一風呂を楽しみにしていた温泉組10人は、休む間もなく予約のジャンボタクシーに飛び乗って更に上手の白金温泉へ向かう。 残留組はペンションのお風呂でさっぱりしたあと、食堂に陣取って早速いっぱい飲る人、ベランダに出てウソのように雲切れしてきた空を眺める人。 温泉組が帰ってきた頃にはなんと東の空に大きな虹が! 7時にはみんな食堂に揃って、お待ちかねの美味しい食事・・・、おっとその前にしっかりと今日の反省をしましょう、と言うことで、各班毎に今日の走行で気づいたことを話し合い、その結果を発表しあった。みんなから率直かつ貴重な意見が沢山でて、翌日の走行のためにもとても良い反省会だった。 そしていよいよ食事! 緑と白の色も涼やかなアスパラのサラダから始まったその日のメニューは、噂に違わずどれもみんな美味しかった〜! そしてお腹いっぱい、幸せいっぱいな気分でベランダに出ると、いつの間にか満天の星空! さっきの虹といい、この星空といい、都会ではとても見ることの出来ない大自然のすばらしさに感激し、雨中走行の大変だったことも忘れてみんなで空を見上げていました。 7月5日(月) 今日はすっきりとした青空。小鳥の鳴き声に誘われてかなり早く起きた人も居たようだ。外に出てみると、昨日納屋にぎゅうぎゅう押し込んだ23台の自転車が、庭先に整然と並べてある。昨日ぐっしょり濡れてボイラー室に置いてあった靴も、お日様に向かって整列! いったいだれが? あとで、Tさんだと判りみんな大感激、大感謝。昨日の反省会でも、「男性陣の気配りと優しさがすばらしかった。」という意見が沢山でたが、今日も朝からナイト達大活躍です。 さて今日は丸1日のサイクリング。美味しい朝ご飯をしっかり戴き、記念撮影、準備体操、走行注意再確認をすませて、8時45分に出発! 荷物はまた運んでいただけるので、携行は必要最小限にする。なお昨日の反省会意見から、今日は班編成を少し変えて、坂道でもスイスイ行ける電動車だけの班を先頭に、ちょっと走力に自信がない人のゆったり班をしんがりに、その他は昨日通りの班編成で走ることになった。 ペンションから丘の手前までの約4キロは、クルマ1台、人っ子一人通らぬ真っ直ぐ十勝岳にむかって伸びる広い農道。「各人自由に走ってください!」の一声に、気持ちいい青空の下をみんな喜々として走り始める。全力疾走する人、自転車のギアをいろいろ試しながら走る人、ゆったり景色を愛でながら走る人・・・。この辺りはたしか昨日土砂降りの中を走ったはずなのに、両側の畑にひろがるジャガイモの白い花も、大麦や小麦の緑も、ギザギザ葉っぱのズッキーニも、ネギ畑も、全然目に入らなかったなあ。青空の下でのサイクリングはほ〜んとに気持ちがいい。 農道終点からは登りとなり、電動班はスイスイ先行、人力組はときおり自転車を押したりしながらがんばってそれに続く。その先は、谷沿いの林の中の長い長い下り坂。小鳥の声がきこえる快適な道だったが、Kさんが前者との距離がつまって不安を感じ、ブレーキをしたところ転倒。顔と足腰を打撲するアクシデントがあった。幸い以後の走行に差し支える様な怪我に至らず、冷えピタを貼って応急処置。美瑛のように長く急な下り坂が続く場合には、平らな街中での走行時の3倍以上(3車幅)の車間距離が必要のようだ。 その先も、上り坂に悲鳴を、すばらしい景色に歓声を上げながらひたすら登って下って登って下って、10時25分に午前の目的地拓真館に到着。 ここは美瑛を愛する写真家 前田真三の作品の数々が展示販売されている人気ギャラリー。四季折々に色彩豊かに変化する美瑛の丘のすばらしさを堪能できた。 30分ほど大休止したあと、また見渡す限りの緑の畑のなかを登って下って走ること約6km、360度の眺望が開ける新栄の丘展望台に到着。 お腹も満ち足りてまた元気回復、さあ、最後の行程、北西の丘〜終点美瑛駅コースに出発! 今まで走った丘の道と違って、幹線道路に近いせいか車の通行が急に多くなり、皆一瞬緊張する。線路を越え、最後の急坂を登ってたどり着いた北西の丘には、なんと大型バスがずらっと並び、土産物店も軒を並べてまるで都会の観光地並み。そういえば今回のサイクリングルートは、人にも車にも出会わない「我々だけ」の道がほとんどだった、と言うことに改めて気づく。 しかし、観光バスが集まるだけあってここから見る360度の展望はなかなかのもので、眼下には美瑛の町が広がり、その向こうには私たちが1日半掛けて走った丘が、そしてそのずっと向こうには十勝の山々が霞んで見える。反対側を見ると、これがかのパッチワークの丘だ! 季節がらパッチワークの多彩さは無いけれど、緑の濃淡の畑が見渡す限り続いている。 ここでの走行は行きたい人だけで、ということだったので、元気組7人で「走ってきま〜す!」と飛び出す。 丘を下りて約20分弱で、昨日スタートした滝川自転車店に到着。 本日の走行:午前3時間15分19.2 km、午後2時間10分10.4km、計29.6km。 1日半の苦楽を共にした愛車に別れを告げ、届いていた荷物を受け取って美瑛駅から列車で旭川駅へ移動する。 今日の宿は旭川グランドホテル。格式あるゆったりしたホテルの部屋で急ぎシャワーを済ませ、最後の晩餐の会場となる日本料理の小城(こしろ)ヘタクシーで向かう。 小城では2日間を無事に走りきった満足感と空腹感で、みんな食べるわ食べるわ! 運ばれる地元素材のお料理がすごいスピードで空になっていく。反省会無しで乾杯からスタートした今夜だったが、腹満ちてアルコールも適度に入って来ると、自然にこの2日間の出来事を振り返っての感想が皆の口をついて出てきた。「奥様お手製の日よけ付帽子がアラビアのロレンス風で格好良かった青木さんはベストスタイリスト賞かなぁ〜」「今朝早く起きて、濡れた全員の自転車と靴をお日様に当てて乾かしてくれた寺崎さんには感謝状を」「今回参加の男性陣はみんな、親切でしかも心強く、安心でしたで賞をあげたい!」それと「雷鳴轟く土砂降りの中を、炎天下の胸付き八丁の坂を、兎に角一人も落伍者なく完走した女性陣にも、よく頑張ったで賞を」などなど和やかな雰囲気のうちにお開きとなった。 7月6日(火) いよいよ今日はイベント最終日。朝食と(昨日の余韻が残る飲んべえさん達には、新鮮いくらたっぷりの和定食が好評だったとのこと)荷造りを済ませて8時半にロビーに集合。簡単な解散式で本イベントのオフィシャル部分はめでたく終了し以後はフリータイムとなった。 フリータイムの予定も予めメーリングリストで大体相談できていたので、 延泊で札幌方面に行く人とホテルで休養する人を除いて、旭山動物園組(2)、乗馬体験組(5)、サイクリング組(12)に別れていそいそと出発。 乗馬体験組は旭川郊外のクラークホースガーデンでトレッキングとダッチオーブンランチ、 そして帰りがけには上野ファームでのお花を サイクリング組はホテル近くの常磐公園で自転車を借りて、 8月27日(金)予定 皆さんに提供していただいた写真を元にDVDを作成しています。みんなでもう一度サイクリングの余韻を楽しもう! の会を、田園都市線用賀駅近くの用賀区民集会所で開催します。今回のイベントに参加できなかった方も、是非どうぞ。(文責:K.OTK) #
by bicyclingclub
| 2010-07-23 19:29
以下は参加メンバーが帰京後メーリングリストに寄せられた感想文です。尚、お礼の言葉などは出来るだけ割愛させていただきました。
無事走り終える事ができましたー!感激しています。!!!初日は電動自転車でたすかりました。雷雨の方に気をとられながらもブレーキを使いコントロール出来るスピードを保つ事を教えていただきました。二日目の快走車は特に不安でしたが、登りを皆が押しながら上がって下さった事は気持ちの上でたすかりました。広く美しい北海道の大地を楽しむ余裕もあり、体力の使い方も少しまなびました。お食事は何処も美味しかったのですが、やはり十割そばは絶品でした!また嬉しかった事は、個性豊かなメンバーの人間性を感じることが出来たこと! (K.KBT) 今回も、念入りなお世話をいただき、ありがとうございました。美瑛輪行、白金温泉、WEのハーブティー、薫風館の食事、四季の風の山かけ蕎麦、桜岡ホースガーデンの乗馬、ダッチオーブン昼食・・・・内容の濃い3日間でありました。(Y.HRE) 忘れられない素敵な旅行がまた一つできました。雨の中のサイクリングは大変でしたがこれも良い思いでとなります。今後もこの会で楽しい思い出が増えていくことを願っています。(M.MTTN) 参加の皆様楽しいサイクリングにご一緒できてよかった。準備の充実さが随所に伺うことが出来ました、コース設定、バイクの調達・乗換、休憩・昼食の場所のタイミング、ペンション薫風舎、オプショナル観光しかりまだまだありました・・・反省会のお楽しみに。道中、トラックター運転手さんに手を振ってこたえてくれたあの笑顔とても清々しく美瑛の丘にマッチしていました。(Y.SMZ) 今回の北海道は、いきなり想定外の大雨と雷に見舞われ、コースの中には急坂も、これは想定通りとはいえかなりあって、まあ、年齢総計1559才の我がシニア群団にとってはけっこう過酷な(?)3日間でした。でも、23人の参加者全員、さしたる事故もなく、こうして無事に帰ってこられたのは本当にありがたいこと、すごいことでした。いろいろな思い出豊かに胸に残ったツアーだったと思います。何と言っても、その決め手は23人全員のチームワークでした。参加者全員が、一緒に走る仲間のことを気遣い、全体のことを思い、そして何よりも一緒に楽しんだ!だからこんなに楽しい、充実した3日間になったのだと思いました。(K.OTK) 私はただ作品に乗っかって、身を任せておいただけでこんな素敵な旅をプレゼントして頂き、本当にありがとうございます。また、石狩川沿いに神居古譚までのサイクリングも思い出に残る見事な作品になりました。(TMNR) 初日、午後からの雷雨の中美瑛輪行、夕方薫風舎到着雨も上がり空には虹、夕食後の外は漆黒の闇と静寂、空には満天の星都会ではとても味わえない一時でした。翌日は濃淡の緑のジュウタンを輪行、四季の風の十割ソバの昼食。三日目は旭山動物園へ。きめの細かい計画で時間通りの素晴らしい三日間でした。(Y.OTKI) 北海道美瑛のサイクリング、楽しく過ごさせていただきました。初日の雷雨の中のサイクリングもめったに経験することのできないことを体験しました。二日目は天候に恵まれ北海道らしい景色を眺めながらのサイクリングは快適でした。三日目の神居古譚までのサイクリングも天気に恵まれまた石狩川沿いのコースも素敵でした。北海道にはまだまだサイクリングコースがたくさんありそうです。またチャレンジしたくなりました。(K.AKYM) 北海道の大地をしっかり走った3日間となりました。3日目の神居古譚への走行のなかで、午後は雨との予報だった空模様もどうやら大丈夫そうと見えてきて、急遽行こうと決めた上野ファーム。田んぼの中の一本道を延々と永山の16丁目まで走った上野ファームへの走行も利いて、まだ若干の心地よい疲れが残っています。上野ファームでホースガーデン組の方々と遭遇したのにはビックリ、おかげで疲れが吹っ飛びました。上野ファームに加えて、4日目の昨日は同じ作者による風のガーデンに行ってきました。私にとって、今回の北海道サイクリングは3回目、美瑛も2回目でしたが、北海道の大地は毎回異なる顔を見せてくれています。 薫風舎の北海道の野菜をふんだんに使った食事、そして夕食後にテラスから仰ぎみた満点の星空はよい旅の思い出となると思います。(T.TKNG) viva北海道。今回の三日間の北海道・美瑛が丘サイクリングは出だしに雷神の手荒い出迎えを受けたとはいえ、総合評価は満点の素晴らしいイベントでした。このサイクリングツアーの一員として参加させていただき、広大な北の大地を存分に堪能できたことは、ご一緒できた皆様への感謝の念とともに、望外の喜びでもあります。皆様それぞれが「私の履歴書」に今回の素晴らしい想い出の一頁を加えられたことでしょう。また、平均年齢68歳の元気いっぱいのシニア軍団に、行きあった地元の方々も好意の笑顔とともに驚きの眼差しを向けられたのではないでしょうか。(N.TRSK) 初日に雨ということで、雨中の坂道走行は、身体もなじんでないのでなおさらです。ペンションでの休憩は、いいタイミングでした。休憩なしに水が横から川のように流れている坂道を下るのはかなり危険だったと思います。無事で何よりでした。5年前の第1回目の美瑛に参加するつもりが自転車購入に資金を充てたので今度がはじめて。その自転車(GIANT MR4−R)を今回連れて行って、4日目に晴天のなか美瑛の丘を快走することができて幸せです。(S.NBYS) なだらかな丘陵から優しいイメージを抱いて北の大地に降り立った我々は想定外の雷雨という手荒い歓迎を受け景色を見る余裕もなくただ事故のないようひたすら走ったことなど振り返れば楽しい思い出となっています。自然の中で行われるサイクリングにはこうしたハプニングはつきものですが、それも又面白いものです。雨あり急な登りありの厳しい状況で、今回ほど仲間同士思いやり、助け合ったサイクリングはなかったように思います。いざとなればあのサムライジャパンのように素晴らしい団結力が生まれるものだと感じました。何よりも良かったのは大きな事故がなかったこと、みんなが楽しんだこと。直前のコース変更もとても良かった。たどり着いた薫風舎でいただいたアスパラの美味しかったこと!生き返りましたね!初めて見た優しい美瑛の丘、美味しい食べ物、そして素晴らしい仲間達、、、今年一番の楽しかった思い出。皆さんありがとう! (H.FRKW) イベントは北海道らしくない天候の下でしたが、お陰様で大きなアクシデントもなく終了致しました。私はあの後延泊し、皆さまから寄せて戴いた美瑛でサイクリングを行う場合の諸般の要望や指摘を、町役場に伺って伝えてまいりました。係長から、「貴重なご意見、皆さまにお礼」を伝えて欲しいとの伝言がありました。どれ程、実際の施策に反映されるかは判りませんが、熱心にTake Noteをしてくれていました。(J.OTK) パノラマに広がる美瑛の星空は感激でした。何かと札幌へ行く機会が多い私ですが、たまには足を伸ばして美瑛に泊まりたいと思っています。皆さんと一緒に頂いた食事&お酒、美味しかったですね!最後に旭川のラーメンの蜂屋で頂いたグラス半分のビールは最高に美味しかったです。買い物公園のストリートミュージシャン達の輪へ特別参加したOさんの太鼓には驚きました。ほろ酔い気分でつい浮かれ踊ってしまいました。Tさんも私と同じく乗りがよいタイプですね!今回マイバイクを持っていくことで気がかりなことだらけでしたが、助けていただきながら無事クリアできました。マイバイク持参は何が大変で何が経験次第か体験を通してよく分かりました。JR美瑛駅でエレベーターがないのには困りました。メンテナンスの知識、技術に精通して、もっとバイクライフを楽しめるようになれれば、と思っています。(K.TMSK) 帰宅後1日が過ぎて、少しゆとりがもてるようになりました。雷雨の中をびしょ濡れになって走ったのは面白い体験でしたが、美瑛の坂で転倒したのは面目ないのとご迷惑をかけてしまった思いで気持ちを落ち着かせるのに苦労しました。あれだけ注意されていたのに、ドジで鈍い私は無意識に急ブレーキをかけてしまったようです。仲間から消炎剤や冷えピタを頂戴して助かりました。おかげで顔は殆んど目立たない状態ですし、脚や腕は痣だらけですが、時間がたてば消えるので大丈夫です。長い坂のあるコースは無理だと思いつつ、北海道が好きなので企画があれば次回も参加しそうです。実はサイクリングより楽しみにしていた「クラークホースガーデン」での半日弱が一番の思い出になりました。(Y.KMNT) 私は六日の午後列車で函館にゆき、昨日列車で函館から横浜に帰ってきました。(T.YMGM) 実はツアー直前に風邪気味で咳が強く参加を躊躇していましたが熱が抑えられておりましたので同行させていただきましたが大変辛い3日間でした。この年齢(78歳の後期高齢者)になりますと無理がきかないのですね。帰宅翌日に診察の結果、風邪を拗らせ気管支喘息で点滴治療、安静で入院しました。しばらくPCも開けず皆さんからのメールを拝見することが出来ませんでした。何とか肺炎、気管支喘息の症状も治まり、連日の酷暑の中で元気を取り戻すべく慎重に病後に対処しています。 早く元気を取り戻し皆さんにお会いしたいと念じています。(A.URSW) 本当に、周到な準備があればこそ、出来た”サイクリング”でした。お陰様で、すべてに満足な北海道でした。小樽の「ひきめ寿司」は、清潔なお店で、美味しく、新鮮なネタに満足しました。 「山中牧場」のアイスクリームは、さすがにクリーミーで、夫が牛乳も買いたい!といいましたが・・・これだけは、諦めてもらいました。どちらのお店も、直ぐに、見つける事出来ました。昨夜は、新千歳発が定刻よりかなりおくれての離着陸でしたが、息子家族が迎いに来ましたので楽に帰宅できました。まずは、御礼まで申しあげました。(H&M.NGHR) 今、静かに、旅行中に経験した全てのことを反芻しています。今回は男性の方々の気配りが行き届いていて、驚きでした。お蔭で楽しくサイクリングできました。(Y.MTOK) #
by bicyclingclub
| 2010-07-23 18:11
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