12月6日(火) 『2018 歳忘れパーティー ~あなたはどっち?~』 と称して今年最後のルーティーンイベントの「忘年会」を開催しました。
例年パーティー会場に集い食事をしながら忘年会を楽しんで来ましたが、今年は少し趣向を変えて≪第一部≫としてサロン風の「庭園観賞」と「博物館見学」のいずれかに参加して楽しんでいただいた後、≪第二部≫として忘年パーティーを催す形にしました。
当日は大変寒く、午前中は雨が降っていましたが午後からは上がり傘の世話にはならずに済みましたが、「庭園観賞」に参加された方は少々大変だったようです。
以下当日の模様を報告いたします。
(なお文中のお名前についてイニシャルではなく実名を記載させていただきますことをお許し願います。)
≪第一部≫
「新宿御苑大温室の花観賞コース」
このコースの班長を担当下さった宇野津さんがレポートして下さいました。
『雨上がりの肌寒い午後2時半、新宿御苑 新宿門前に8人が集合。
メタセコイアやクヌギの林が冬らしい風情でどこか幻想的。
歩いている方が温かいので外周を散策。
天気の所為で人影がまばらななか、途中で会った若い女性に集合写真のシャッターをお願いするとなんだか戸惑っていたが後で中国の女性であることに気が付いた。
中央休憩所で一休みしようと思ったら誰かが「大温室の入館締め切り時間が迫っているので急ごう」との声が掛かり急いで向かった。
中は温かく、湿度も高いのでたちまち眼鏡が曇ってしまった。
熱帯植物も多く見ごたえがあったが、寒さをしのぐために入って来たのではと思うほど外よりも多くの人で賑わっていた。
温室内を一通り巡っても時間が余っていたが、閉館のアナウンスを聞きながら早めに御苑を出て第二部の中華料理屋に行ったが締め切っていて明かりも点いていない。
かなり時間が余ったのでみなさん興味がお有りだという「花園神社と新宿ゴールデン街」に向かいスケジュールにない社会見学をしてからもう一方のコースに参加の人との合流場所に向かった。』
「都市防災の展示見学コース」訪問先: 消防博物館
14:30に私を含めて参加者4人が博物館に集合、消防士OBの方に館内を案内いただきました。
この博物館は日本で唯一の消防に関する博物館で、東京消防庁が四谷三丁目の四谷消防署に併設しています。
組織的な消防が始まったのは江戸時代で、現在までの消防の変遷について各フロアーに趣向を凝らして展示されており、また実際に活躍した消防車や救急車、ヘリコプターなども展示してあり、子供も大人も(勿論年寄りも)楽しめるよう工夫されていてなかなか興味深い博物館でした。
館内ガイドは本来10人以上の団体でなければならないのですが、今回無理をお願いして案内していただくことが出来ました。
私たちが記憶している大火事や大事故の現場で消防活動、救急活動に携わられたレジェンド的なベテランOBさんが案内して下さり、自らの体験談を交えながらガイドをしていただき、消防について深く知ることが出来ると共に消防署のみなさんの大変さを改めて認識しました。
このOBさんが館内を案内いただく中で折に触れて口にされた言葉があります。それは「火災に対する自助」と言う言葉です。大被害に繋がりかねない火災について日頃から十分注意しいざという時の備え怠らないよう強く要請されました。みなさんもどうぞご留意下さい。
この消防博物館は入場無料で、前述の通り大変楽しい施設です。防災意識の高揚を兼ねて是非訪問されると良いと思います。
見学を終えた後、少々時間があったこともあって合流場所まで徒歩で向かいました。
≪第二部≫
「歳忘れパーティー」
17:00、第二部より参加の5人を含め16人(第一部参加のお一人が所用で不参加)が新宿御苑近くの「随園別館 新宿本店」に集合。
幹事会を代表して上村さんにご挨拶と乾杯の発声をいただき、少々手狭な部屋ではありましたが2テーブルに分かれて歳忘れのパーティーが開始されました。
美味しい北京料理に舌鼓を打ち、紹興酒やソフトドリンク、ジャスミン茶などを飲みながら今年の楽しかったイベントの思い出話や来年度のイベントの予定などについて大いに会話が弾み終始笑い声が絶えませんでした。
~表彰式~
宴たけなわの中、今年一年の活動を終えてサイクリングクラブを大いに盛り上げて下さった方の表彰式を行いました。
選考は、偏見を入れることなく私の方で慎重に検討させていただきました。
そして次の三人の方々を表彰させていただくことにして賞状と副賞(日帰りイベント参加優待券)を授与しました。
★功労賞 藤本絵里さん
幹事として会の運営にご尽力いただくと共に、多くのイベントに参加される一方、サイクリングの自主イベントを3件企画し実施下さりクラブを盛り上げて下さいました。
当日一番バッターの表彰で準備が間に合わず受賞シーンの写真が撮れませんでした。
お願いしてご自宅で写真を用意していただいたところ企画・実施いただいた三つの自主イベントの思い出と共に楽しい写真を提供下さいました。
[藤本さんの受賞のコメント]
『2018年度、栄光あるサイクリングクラブより賞を頂戴しびっくりしました。
入会して日も浅いため、行ってみたい所を話題にしたたところ周りの方々の後押しに助けられて三つの自主イベントを実現することが出来、棚ぼたものの賞です。
危なっかしい新人を温かく見守って下さっている会員の皆様に感謝いたします。』
★功労賞 寺崎允省さんボランティア活動や地域活動のほか山登りの会などにも所属されお忙しいなか、サイクリンクラブのイベントに積極的に参加され、いくつかのイベントではサブリーダーなどを担当下さり、いつも元気に明るく会を盛り上げて下さるムードメーカーでいらっしゃいました。
(建設省、厚労省ではなく“功労賞”です)
[寺崎さんの受賞のコメント]
『表彰まで受けて素晴らしい忘年会でした。浦澤さんと一緒に受賞させていただき、年の所為にすることなく来年も100%参加を目指して頑張れ!との励ましメッセージが込められて尻を叩かれたのだと感じており、益々体調管理に努めて、引退の弱気虫を振り払わなければと意を新たにしとります。参加優待券も有効に使わせていただきます。ありがとうございました。』
★2018年度MVP賞 浦澤章さん昨年から今年にかけてサイクリングのみならず多くのイベントにお元気に参加され、見事に病を克服してクラブに復帰され、現役最年長記録を更新中です。また夏のイベントで素晴らしいお声をご披露いただく等クラブを盛り上げて下さいました。復帰をお慶びし来年も楽しくお元気にご一緒させていただきたく思います。
[浦澤さんの受賞のコメント]
『この度のMVP賞受賞につきましては 青天の霹靂 と申しましょうか、驚きをどのように表現してよいのか動転致しました。
でも大変嬉しく、この一年事故なく過ごせたことに会員の皆様に感謝申し上げます。
高齢故に皆様にご迷惑を掛けてはならないと強く意識していますが、頭の回転と行動が合致せず上手く行かないことが多々あり常に申し訳なく思っています。私自身精一杯行動しているつもりですが、皆様とは大変な年齢差があり ヒヤヒヤ の連続かと思い申し訳なく強く感じています。
現在なんとか皆様にぶら下りながら行動出来るのも 電動車 が出現したことが私にとっては大変幸いし、現在も参加させて頂けていることは強く意識しております。
来年6月に87歳となりますが、皆様とのサイクリングと、東京ウォーキング協会の年5回の例会(1回13㎞歩行)、そして23年続けているコーラスを続けてまいりたいと計画致しております。
西山代表代行初め幹事の皆様の年間を通じての素晴らしい企画力に、私は大変恵まれ明年もご迷惑を掛けず今回頂戴したMVP賞に恥じないように皆勤賞を目指して自己管理に邁進する所存です。
どうぞ明年も変わらずご指導願います。』
と言うことで和やかに表彰式を終えて、引き続き食事と飲み物を楽しみながら歓談を続けました。
ここで今回のイベントの実施に関して一件報告致します。
今回第一部で観賞会・見学会の開催と、それぞれの訪問先のアイデアを下さったのはいつもサロンを企画下さる小杉さんです(防災意識の強化が求められる昨今ながら「都市防災の展示見学コース」として消防博物館訪問のアイデアは私などが考え及ぶものではありません)。
小杉さんには残念がら当日ご参加いただくことができませんでしたが、素晴らしいアドバイスをいただきおかげ様で楽しい歳忘れのイベントを催すことが出来ました。
正に”縁の下の力持ち”のご協力をありがとうございました。心より御礼申し上げます。
また来年、楽しいサロン等をご企画いただき、是非ご一緒させていただきますよう、楽しみにしています。
さて食事の方も杏仁豆腐のデザートが出て来て楽しく過ごしてきた歳忘れのパーティーもお開きの時間が近付いてきました。
参加者全員で夏のイベントを思い出しながら「青春サイクリング」を力強く合唱した後、青木さんの音頭で一本締めを行い忘年会、そしてサイクリングクラブの今年一年の活動を締め括りました。
~~最後に~~
このイベントにご参加いただけなかったみなさまも含めましてこの一年お疲れさまでした。
多くのみなさまとサイクリングや色々なイベントをご一緒させていただき、大変楽しい一年でした。
そしてみなさまのお力添えをいただいて各イベントを安全に催せたことが何よりであったと思います。
幹事一同、みなさま方のご協力に心より感謝申し上げます。
また来年も楽しい一年にしたいと思います。
どうぞ佳いお年をお迎え下さい。
西山記