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〈〈フィトンチッドの森を行く〉〉
梅雨真っ盛りの7月7日、第159回つくば学園都市サイクリングが実施されました。 天気予報にびくびくしておりましたが、参加者10名の皆さんの精進が良いのか? 梅雨どきの曇り空ながらとても涼しい絶好のサイクリング日和に恵まれました。 7月7日、つくばエキスプレスの「つくば駅」に10時30分に集合。 そして、中央公園で入念な準備体操を行ったのち、11時10分に約20キロの「つくば学園都市サイクリング」がヨーイ・ドンとなりました。 自転車・歩行者専用道路の「つくば公園通り」でまず午前の部の南方向へと向かう。 鬱蒼とした木立の中を走ると、10分も経たないうちに最初のターゲットの「二宮公園」に着く。 この公園は、学園都市の南側に位置し変化に富んだ自然林を生かした中に、あちこちにベンチが設けられている。 ここで約15分の森林浴休憩を取る。 公園の中は、ジョギングする人、ポタリングする人など様々ですが、森林浴というかフィトンチッドを肺臓一杯に吸い込んで、めいめいが愉しんでいるように見えました。 参加されたある人は、つくばと言うのは「人工的な幾何学的な街と思っていたが、こんなに大自然が豊かな所とは思っていなかった。来て見て本当に良かった」と感想を漏らしておりました。 昼食の予定場所である「洞峰公園」へと今来た道をUターンする。 この公園は、三っの公園の中で最大であり、池を中心にして約2Kmの周回道路があり、レストランやお土産売り場もある。 ここで池を眺めながら芝生のベンチで昼食をとるが、「がちょう」だか何だか良く分からない鳥が餌をねだりにくる。 追えども追えども逃げないなかなかしぶとい鳥であった。 お腹を満たしのち、13時に午後のスタート。 爽やかな緑の風を肌に感じながら、公園内をもう1周して今度は北方向へ向かい、筑波宇宙センター等の研究機関が立地する学園東大通りを筑波山に向かって走る。 この幹線道路は、北に向かってほぼ真っすぐ伸びており併設されている自歩道は、所々並木の木の根が舗装を盛り上げているところがあるものの、人の流れもほとんどなく快適に走ることができた。 晴れていれば正面に筑波山を望むことができたはずですが、生憎の曇天でその雄姿は現われませんでした。もっとも、一部の人は一瞬のチャンスを逃さず雲の合間にその全容を捉えられたようですが。 8Kmほど走ったところで、一の矢交差点を左折。この辺りが筑波大学の北端のようです。 ここで一般道を離れて大学の構内へ入りました。構内と云っても広さは2,577,286平方メーター(約78万坪)もあり、車が行きかう道路もあれば学舎間を巡る連絡路が網の目状に張り巡らされており、下見をしてはいたものの、進路が判らなくなるハプニングもありました。 どうにか予定のコースに戻り、最終休憩地の「松見公園」に辿り着く。 この公園は学園都市のほぼ中心にあり、大きな鯉が泳ぐ池を中心に学園都市の全貌を見渡せる約30mの展望塔があります。 池を眺める休憩室で、今日のコースを振り返りながらの雑談…。 最後のサドルに跨って、出発点のつくばセンターへ予定通り15時30分に全員無事20Kmの走行を終えて帰着しました。 この間、懸念された雨にも見舞われずに、つくば市営のレンタサイクルも快調であり、ノープロブレムでサイクリングが出来ました。 恒例のクールダウンの後、現地解散。 居酒屋「笑 笑」で希望者による反省会がおこなわれた。(TRSK記) (参考)つくば学園都市の概要 つくば研究学園都市は、首都圏の過密化を防ぎ都市機能を分散する為に構想されたもので、昭和55年に国の6省庁43機関の研究施設の移転が終了している。 現在、学園都市は約300に及ぶ研究機関・企業と約1万3000人の研究者を擁する世界有数の学術研究都市であり田園都市となっております。 関東平野の中の人工都市ではありますが、研究学園地区は赤松林を中心に南北に細長い地形で約2700ha(約820万坪)もあり、自然林を生かした公園があちらこちらに点在しています。
by BicyclingClub
| 2012-07-10 16:40
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