サイクル専門誌「CYCLE SPORTS」・「CI CLI SSI MO」の編集長としてご活躍され、現在も八重洲出版 自転車事業統括部長として、「自転車による地域観光の振興」をテーマとして各地でご講演されておられる 宮内 忍さんをお迎えして、国内・海外の自転車事情やサイクルツアーのご経験談などをお聞きし、私達にとってのシニアサイクリングのポイントやヒントを、楽しく伺うことが出来ました。
当日は、四国沖まで迫っている大型の台風が、自転車並の速さで北上し明日昼には上陸するという天気予報の中、雨がいつ降るのか気がかりななかを、一般参加を含めて37名の方が参加されました。
講演は、「佐渡島ツーリングは210Kmを12時間以内で走破!」、「自転車スピードは平20Km/Hで」 「毎週のトレーニングは、少なくとも100Km!」 などの話が出て、我がクラブメンバーはママチャリスタイルにどっぷり漬かったイベントに慣れているので、特異に感じた方も少なくないように見受けられましたが、海外ツーリングの話題になると、目を見開いて、プロジェクターの写真に見入る方も多く、海外に於けるレンタサイクルやガイド付きツアー、そしてツアー検索方法など認識を新たにし、事前に配布されたレジメにメモを記入されている方も見受けられました。
約90分の講演の締めくくりの質疑応答の後、定刻に終了しました。
宮内さん、素晴らしい ご講演、ほんとうにありがとうございました。
講演終了後は当クラブの行きつけの懇親会場である中華飯店に移動し、乾杯の後の講師先生は質問攻めでしたが、私達はいつものように楽しいひと時をすごしました。なお、進行役の幹事さん、支払い会計役の幹事さんは最後まで、ご苦労様でした。
おしまいに、私は、宮内さんのお話の中、「自転車は自由にどこにでもゆく事が出来る乗り物! それには自転車を知ること!そして、自分で事由に扱える事が重要!」のフレーズに改めて感じ入りました。今後のクラブ運営の中で、「自転車の構造の勉強」や、「ブレーキそしてディレーラーなどのメカニック部品のメンテナンス」、「快適走行のためのタイヤ空気圧調整」などの実地講習会の企画も充実させてゆく必要があると実感した次第です。
2011年9月2日 担当幹事 S.KOSUGI