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「 2017年夏サロン・航空科学博物館見学 」の会 <8月23日開催>
今年2回目のイベントは航空博物館の見学会です。今回は一般の見学ではなく、私達グループだけの企画で、しかもウイークデーにも関わらず、説明をして頂くガイドさんも特別に来ていただきました。もちろん、引率もすべての展示・アトラクションもガイド役として我がSGNCCのNIBAさんの引率です。 当日は、良いお天気に恵まれましたが、蒸し暑い中、東京駅と成田駅からのバスで博物館前に集合、全15名の参加で開催しました。
当博物館でのガイド姿と同じ制服・ヘッドセット(マイク)とベルトマイクを付けてNIBAさんの登場で、ちょうど12時から見学会が始まりました。
1.まずは DC8フライトシミュレータ・東京一周コース臨時便の搭乗です。 コックピットの操縦席は、最も人生経験の長いお二人が座りテイクオフです。客席の皆は、操縦の様子が見えませんが失速もせず、タイヤが下りるギヤ音・着陸時の軽くバウンドの感覚もあり、リアルな飛行体験を楽しみました。 2.747セクション41:ボーイング社のジャンボ機機首部分(実機)の見学。 ファーストクラス階席はNIBAさんのガイド、その上階の操縦室の見学は、N元キャプテン高橋さんのガイドで、2班に分かれて見学・搭乗体験です。 ジャンボ機の生い立ちと歩みなども聞くことができ、そして操縦席で写真を撮るのに、キャプテンシートを出したり戻したり、狭い所を入れ替わり立ち代わり、でも、皆さん笑顔で写真に収まっています。 3.お昼は、滑走路端に着陸する飛行機目前に見えるレストランで、ちょっと遅めの機内食です。 4.オープンハウス(航空機教室)でお勉強です。 ①飛行の原理:鳥が羽ばたくことで飛行できる訳から始まり、翼の揚力発生原理など、煙流の風洞装置、実験模型、実機のカットモデルを使った実験で、判り易く、熱心に説明をして貰いました。空調のない格納庫の中で、ガイドの小柴さんと小熊さんは汗だくだくでした。 ➁飛行装置・機器の説明は、高度計などに使われるジャイロの原理、速度計のピトー管原理を勉強しました。 ③飛行機エンジンの作動実験:水平対向と星形のピストンエンジン、そしてジェットエンジンを実際に動かし、スロットルの調整で回転数を変える体験もできました。その時の煙と大きな音はびっくりしました。ジェットエンジンは、さすがに、あの黄色い遮音ヘッドホンを付けました。 (FJさん提供の動画でエンジン音をどうぞ! ➡ 申し訳ありません。動画は添付できませんでした)
④そして、屋外デッキの展望台で成田空港、そして館内展示の見学です。 館内の展示は、背の高さ以上の747ジャンボの実物タイヤ、主翼内の燃料タンク、コックピット・2階席・1階席・貨物室が判る機体の輪切りなど、今まで真近で見たことのないものが次々と目を見張るばかりでした。 ⑤屋外にも国産YS-11、三菱MU-2のほか、セスナ、ファルコン、ボナンザなどの有名な飛行機と、いろんなヘリコプターが展示していましたが時間切れのため、今回は見学できず残念でした。 ⑥見学後は、ミュージアムショップでの買い物を楽しみ、予定通り3時45分に終了・解散しました。その後は、成田駅方面と東京駅方面に分かれて帰路につきました。 なお、東京方面の方々は、東京駅日本橋口近くのお店でさらなる懇親会で、喉を潤しました。
ガイド役NIBAさん、たいへんご苦労様でした。そして、素晴らしい説明をありがとうございました。参加の皆さんも、お疲れさまでした。 なお、皆さんから頂いた「感想文」は、ご協力頂いたガイドの方々へお伝えする予定です。 また、掲載写真は皆さんから提供いただいきました。 <2017年8月サロン進行:仁林・古川・小杉(記)でした>
<ご提供頂いた感想文の一部抜粋:謝辞は省略・あしからず> Aさん:23日は、思いがけなく何十年ぶりかの勉強ができました。暑い中、飛行機の浮動に関して、実験をしながら説明して下さってとても興味深かったです。
Bさん:細かいところまで、アレンジしていただき、感嘆のほかありません。早速、ほかの会でも報告したところ「行く行く!」と希望者が続出。八重洲のJR高速バスの案内など当日のパンフも渡しておきました。
Cさん:飛行は乗ることはあっても機体本体、多数の関連機器など興味があるものの身近に感じることがありませんでした。見るもの、専門用語を含め聞くもの、初めて きょろきょろするばかりの見学会、 どうして なぜ・・わからないことが次々と・・・頭をかすめました。
Dさん:なぜ大きな鉄の塊が空に飛ぶのかずっと疑問でしたが、参加したお陰で理解できました。初めて聞くお話しばかり、こんな楽しい企画が出来たことを心から感謝申し上げます。機長席に座り、操縦桿を握った写真は大切な宝物になりました。
Eさん:「セクション41」や「オープン・ハウス」において特別にご説明をいただき、しかも分かりやすく、理解出来た気分になりました。東京駅での懇親会も和やかに催され、サイクリング仲間が自転車を離れて和気藹々と楽しく過ごした一日でした。 Fさん: 様々な乗り物に乗りましたが、飛行機の操縦席に座ったのは初めてでシミュレーション用とはいえ感動しました。さらにオープンハウスでの揚力や推進力などの実験や各種エンジンの作動などを実体験し極めて有意義なそして楽しいイベントでした。 最近のニュースでヘリコプターやグライダーの墜落が報じられていますが、今回の体験からしても飛行機は安全な乗り物であることは断言できます。不幸にして事故があった場合でも叡智を結集して改善を行い乗員乗客の安全を第一とされておられるとお聞きして日本のエアーラインはまだまだ大丈夫だと安心しています。 Gさん:日頃飛行機にそれほど乗ることもないし、飛行機そのものにそれほど興味もないし、暑いし、遠いし、・・・等々、あんまり前向きでない気持ちで参加したのですが、いや〜、良かったです。往復のバスも快適でした。(略)・・・まあ、短い時間にほんとに色々な面から「飛行機に触れる」ことが出来ました。(略) ・・・なんと言っても本物の操縦席、本物のエンジン運転ですから迫力が違う。でも惜しむらくは遠いこと。何かよほどのきっかけがないと「行ってみよう。」とならないですよね、失礼ながら地味ですし。小学校高学年〜高校の科学好き機械好きクラブなどを相手に、なにか親身のお誘い情報が届けられるといいですね。 ****************************************************** 以上 *******
by BicyclingClub
| 2017-08-29 18:20
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