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今年は1週間遅れの梅雨明け、その翌日の7月29日金曜日、気になっていた猛暑にはならず、予報どおりの気温32度の昼過ぎ、新宿御苑新宿門前に熱中症対策をした10名が予定時間前に全員集合しました。
今日のガイドをして頂く先生:臼田欣司さんは新宿御苑のパークガイドとして 今年で9年目のベテラン現役ガイドさんです。お聞きすると、新宿御苑の歴史・文化・建物・樹木・草花そして造園・庭園など、すべてのジャンルについて説明して頂けるのです。 新宿御苑の新しいなにかを見つけたいですね。 入苑チケット売り場には、若者や外人観光客が列を成して20人ぐらい並んでいるその横、つよい陽の光を遮ってくれる 樹齢百何十年もあるような大きな樹の下で、臼田欣司さんと落ち合い、皆さんの自己紹介を終えて、さあ!スタートです。 ガイドウォークの写真、そして皆さんの紀行文をご鑑賞ください。 <参加者のひとこと> □新宿御苑、私はこれまで2~3回訪れたことがありますがいずれも桜や紅葉の季節。 正直「この暑い季節に何を見るの?」との思いでサロンに参加。 所が何とドッコイ!そこはメルヘンの世界でした。 ヒマラヤスギの大木のはるか上方の枝に点在する緑の球状のもの(ヒマラヤスギの実)、 そして樹齢100年を超える落羽松(ラクウショウ)の根元一面に生え出た多数の気根(写真参照)。 これらは今にも元気に飛び出して来そうな小人たちのかわいい 家。 残念ながら暑くてみな家に閉じこもったままで小人や白雪姫には会えませんでした…。 秋には菊の妖精などとの出会いを求めてまた是非訪れてみたいものです。 今回先生の説明をお聞きしながら御苑の奥深さを痛感いたしました。 懇親会のお店も実にお値打で、大満足の一日でした。 <Y.N.> □昨日の御苑ガイドウォーク、梅雨明け後の暑い一日でしたが、ご案内頂いた臼田さん〔欣ちゃん〕のコースは意外にも暑さは感じませんでした。 ヒマラヤシーダーに始まり、モミジバスズカケノキ、メタセコイアなどの大木の木陰を足取りよく歩き、日本庭園まであっという間の2時間でした。 印象的だったのは、大木のパワーを感じたヒマラヤシーダーと幹が大目玉の模様に見えた桐ノ木でした。 明治天皇がお慶びになって以来続いているという秋の菊花壇展、特に姿を変える江戸菊、是非観てみたいと思っています。 御苑ガイドウォーク秋の企画、楽しみに待っています。 よろしくお願いいたします! <K.T.> □20年以上前に梅の花の撮影に来た以来で、樹木が大きくなっていて、風景が一変していることに驚きでした。 どの季節も素晴らしい表情を持っている日本の自然だと思いました。 次回は楽しみです。菊は仏花のイメージとどこに行っても秋のイベントの菊展の思いしかありませんでしたが、奥の深さがあることを知りました。菊花壇展を楽しみにしています。宜しくお願い申し上げます。 <M.K.> □昨日は何十年ぶりの新宿御苑を楽しく過ごさせて頂きました。 最後に観た日本庭園に魅了されました。 願わくば、御苑の外に建つビルが見えなければもっと絵に成るのにと若干残念でした。 若い頃は余り興味が無かった草木に魅了されるのは其れだけ年を取ったからでしょうか? <T.U.> □先日の新宿御苑ガイドウオークは驚きの連続でした。 約80年生きてきて知らないことばかりで誠に鮮烈なサロンでした。 本サロンの企画運営された皆様に感謝します。 是非秋のガイドウオークを企画して頂きたくお願いします。 <H.N. > □「久しぶり」どころか、考えてみれば以前行ったのは確か学生時代ですからなんと50年以上振り! 暑さが心配でしたけど、大樹の下の涼しさは本当に快適で、樹木の効果の素晴らしさをあらためて実感しました。 実家が群馬の山あいなので、木の名前はわりと知っていたり、見たこともある方だと思いますが、昨日のような説明を伺うと本当に楽しいし、見慣れた木もさらに身近に感じられます。いろんなことを教えていただいたので早速誰かに受け売りしたくなりますが、きっとすぐ忘れるんでしょうねえ・・・。<K.O.> □今回の<新宿御苑ガイドウオーク>に参加しました事に大満足して居ります。 我々の先達が築いたこの庭園の見事さに圧倒されました。建設に関係した先達の美的感覚・緻密且つ見事な設計に只々驚愕させられました。 この苑を来日の多くの外国人客に鑑賞して貰いたい!おそらく対日観が更に良い方に変化する?と推察します。 <H.N.> □新宿御苑は、私の好きな庭園の一つで、更に樹木が好きでたまらない人間としては、御苑の中で最も好きなコースを臼田さんにご案内して戴き、楽しいひと時を過ごさせていただきました。32度の強い陽射しでしたが、樹木の下に入ると、木のお陰で何という心地良さ。 これまで季節を変えて何度か訪れていましたが、今回素晴らしいガイド臼田さんのお陰で、こうも楽しめるものかと感謝感謝です。 秋の落羽松の紅葉は、どんな表情を見せてくれるでしょうか?楽しみにしています。 <H.F.> □二年二組のお友達のおかげで、いろいろ面白い樹木のお話を聞きながら、花見しか行ったことがない御苑の珍しい木を見ることが出来ました。10人では勿体ないお話でした。 熱中症対策で、経口補水液やヒエピタなどを保冷剤とともに持参しましたが、幸いまったく役(薬)にたちませんでした。 ***感想*** ◆ ポケモンGO 新宿御苑の入場券売り場で、券を買おうとして平日なのに行列が出来ているのに 驚きました。 それも若い人が・・・ 苑内でポケモンを探すそうです。 話やTVで話題になっていることは知っていました。 まさかこれほどまではとは思いませんでした。 ◆ レバノン杉 ノアの箱舟に使われた木 国旗になった木 H.N.さんがレバノンに住んだことがあることを知りました。 ◆ マテバシイ 待てばシイのようにおいしくなる ◆ メタセコイア 滅多に見られないセコイア 木陰は日陰だけでなく木のおかげで気温が低いことを実感しました。 <T.N.> <あとがき> 真夏の新宿御苑は、樹齢百年以上の大樹の葉が大きな傘を作ってくれて、炎天下を歩くこともほとんどなく、詳しく、わかりやすく、時には楽しく、先生の説明を聞くのに専念できました。2時間の予定をオーバーしましたが、見学・鑑賞したのは御苑全体の20%ほどでしたが、みなさん“新しい何か”を見つけたようですね。 そして、「秋には、第2弾を!!」の声に応えて、次回は「秋の新宿御苑:菊花壇展の鑑賞」会を11月前半に企画する予定です。 追記:ガイドの臼田さんは、同級生(なかの生涯学習大学2年2組)のよしみで、特別にガイドウォークをお願いしました。 <KOSUGIS記>
by BicyclingClub
| 2016-08-01 10:44
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