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今回のマレーシアツアーは、一昨年の冬の東南アジア旅行でイポーと言う地方都市を訪ねた際、偶然立ち寄った自転車販売とレンタサイクルの店でオーナーと親しく成ったことが発端でした。その後マレーシアから来た8人のメンバーと夏の北海道を走ったり、昨年11月にはサイクリングクラブメンバーを中心とした8人の日本人とマレーシア、中国、台湾の多国籍メンバー20名強で台湾の高雄から東海岸の花蓮までのサイクリングツアーを行う迄にお付き合いが発展し、今度はマレーシアでサイクリング旅行をしようと盛り上り実現した特別イベントです。 クラブの活動休止期間の2月19日(金)~26日(金)に実施し、8名の参加を得ました。 マレーシアは常夏の国、期間中の日本は一番寒い時期、参加者の体調を心配しましたが皆さん本当に元気いっぱい、観光、グルメ、地元の方との交流、そしてイポーとタイピンでのちょこっとしたサイクリングを楽しみました。 タイピンでは市長さんとの対面もセットされ歓迎を受けました。 ツアー期間中の手配、案内、日本語での通訳等、普通の旅行者では味わえない体験が出来たのは、ひとえに、そのオーナー:マレーシアのAdamms(アダムス)さんご夫妻のご尽力が有ったればこそですので、感謝に絶えません。 (UNT) 今回の行程は、貸切のマイクロバスで クアラルンプール(1泊)~イポー(2泊)~キャメロンハイランド(1泊)~タイピン(2泊) の4都市を廻りクアラルンプールで解散、という、6泊7日全走行1,000kmにもなる旅でした。 雨にも降られず、人数も手頃だったので、お勧め観光スポットや美味しい店をきめ細かく案内していただき、また地元の人とのふれあいもあり、観光目線だけでは味わえないツアーでした。 (0日目)2月19日 参加者8名中4名は先発し、残りの4名はこの日開催されたサイクリングクラブの総会に出席し、懇親会を途中で抜け出して夜中のフライト(23:45発 AirAsia KL行き)で飛び立った。 (1日目)2月20日 Klia2(KL International Airport 2) 06:30着(時差1時間)。外はまだ真っ暗! 大急ぎでマレーシア通貨(リンギット:1MR=約27円)に両替して切符を買い、最新の特急電車でKLセントラルへ。電車はセントラル駅までの57kmをノンストップ28分で行く。走り去る沿線は木々が茂って緑が豊か、所々に高層のアパート(コンドミニアム)が建っている。 初日の今日は、いったい何カ所廻ったんだろう? クアラルンプールの近郊から市内まで、多分50km~70km位をぐるぐると、やや荒っぽいドライバーの運転で走り回った。 =宮殿= マレーシアは王政で、11州のうち9州の首長(スルタン)が5年交替の輪番制で王になるという。郊外にある由緒ある旧宮殿(今は博物館になっている)と、市内近くの光り輝く新宮殿を見た。 旧宮殿の前では、ちょうど何百人もの自転車部隊が休憩中。早速一緒に記念撮影をする。 新宮殿は丘の上にあって入れないが、門前の衛兵と馬は人が寄っても微動だにしない。
多民族(マレー系、中国系、インド系、その他)のこの国では宗教も多彩で、イスラム教、ヒンズー教、仏教、そしてキリスト教の寺院や教会が市内にたくさんあり、信仰のよりどころとして、また観光名所として人々を集めている。 ・Batu Cave(ヒンズー教の聖地) 272段もの急な階段を上ってやっと洞窟の中の寺院にたどり着く。更にその先の57段も全員登った! 階段の途中には我が物顔の猿が。 ・St.Mary Church・・唯一観光地化されていない、静かな教会だった。 ・国立モスク 有名なブルーモスク(2.4万人収容)は遠いが、この国立モスクは市内にあり手軽に行ける。入るとき女性はローブ(ちょいと長い・・・)を借りてにわかムスリムに変身。大理石の床が冷たく、心地よい。 ・天后宮・・春節の真っ赤な提灯が鮮やかで美しく、でもなんとも派手な仏教寺院。何万個もの提灯を、よくまあ吊したもんだと感嘆する。 =過去、現在、未来= 太古から現在までのマレーシアの歴史を刻む National Museum、植民地からの独立を記念した Twin Towerはどこぞのタワーと同じで 近くでは写真に入らない。この場所が撮影スポットだそうだ。 KLの近未来ジオラマ展示では、今でものっぽビル林立のKLに、「2020年までに更に数十本の高層ビルを建てます!」と宣伝していた。 ・観光の合間にインド料理のランチと中国料理の夕食。 ほんとに多文化を満喫した長い一日だった。お疲れ様~。 (Easy Hotel泊) 今日はKLから約200km北のIpohへ移動する。 Easyホテル食堂で朝食後、時間があったので駅地下街の春節飾りを見に行く。昨日の寺院を始め、市内のあちこちにまだ春節飾りが残っていたが、今日あたりから撤去するらしい。見られてラッキーだった。 昨日と同じマイクロ(でもドライバーは違う?)で高速に乗りIpohへ出発。途中の村でいったん高速を降り、止まったところは鄙びた集落の果物屋さんの前。一同珍しい果物の山にわっと群がり、あれこれ質問して早速試食。インドネシア語ぺらぺらのTMSKさんのおかげで、店の人の受けも良い。
ホテル(近代的な高層ビル!)でMrs.Adamms&子供達(姉、弟)と対面 、荷物を置いて今度はAdamms夫妻の乗用車2台に分乗して市内見物に出発する。 まずOld Townへ。駐車場の壁には、錫採掘を描いた大きな壁画がど~んと。名物のホワイト珈琲とプリンで一休みし、見物と買い物を楽しむ。 お店の裏手がすぐ大きな公園なのでまず足慣らしに公園から→公道に出てヒンズー寺院→ Ipoh駅→壁画通りとまわる。道路は信号が少ないためか車の切れ目が無く、少し怖い。
Adammsさんの店は市内を流れるKINTA川の土手の木陰にあり、公園にも隣接する絶好のロケーション。いろいろな自転車や家族で乗れる四輪車もあり、店の営業時間はなんと夕方4時~夜中12時! 確かに私たちが自転車を返した午後8時頃(まだ明るい)、お店は賑わい始めていた。しかも、毎週土曜の夜中、パトカーの先導付きで街の大通りを大挙して走るイベントがあるとのこと。そういえば、昨日KLの旧宮殿の前で出会った自転車部隊もそうだった。 (Kinta Riverfront Hotel 泊) (OTK記)
3日目〜7日目(帰国)は「マレーシア サイクリングと観光(2)」に続く。
by BicyclingClub
| 2016-03-24 16:01
| サイクリング
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