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5月22日、第126回湘南海岸サイクリングが開催された。
これは雨で流れた境川サイクリングの替わりとして企画されたものであり、今回は結果的にピンポイントの快晴に恵まれての開催となった。 当日の参加予定者は当初26名であったが、最終的には男性14名、女性10名の合計24名となった。 平塚駅北口を10時半過ぎにスタートする。 平塚駅の南口から海岸に至る道路は、都市計画により立派に整備され、専用の自転車ゾーンが設けられていて走り易い。 広大な河野邸を右手に見ながら進むと、やがてウォーミングアップの高浜公園に着く。 ここから湘南海岸に至るまでの間、国道脇の歩道を走ることとなるが、歩行者は殆どいないので、ノープロブレムであった。 やがて、相模川に架かる新湘南大橋を渡るとき、風は初夏の空豆のような香りをメンバーに届けてくれました。 なんだか自転車で短歌的な世界を駆け抜けてゆくようでした。 ほどなく行くと朝顔のような花が咲いており、Nさんに何の花?と聞かれました。 これはわれわれ世代には懐かしい浜昼顔という花なのです。 君の名はと尋ねし人あり その人の名も知らず 今日砂山にただ一人来て 浜昼顔に聞いてみる 菊田一夫作詞、古関裕爾作曲の君の名はの世界なのです。 忘却とは忘れ去ることなり…このセリフもあまりにも有名です。 さて、湘南海岸サイクリングロードには、歌の文句ではありませんがあちらこちらに風で溜まった砂山があり、その都度自転車を降りなければならず、ほんの少し興を削ぐところがありました。 この砂山で転倒者がありましたが、砂がクッションとなって怪我もしませんでした。 平塚から江の島まで約14キロ。残り僅かなところで某氏の自転車がパンクした。 修理キットを持っていたUさんやOさんの応急手当でパンクは修復されましたが、良く見ると劣化の著しいタイヤでした。 得られた教訓は①自転車を借りる際は十分なチェックをすると言うことです。 少し遅めの昼食を江の島で取って帰途につくわけですが、ここでもまた人騒がせな事件がありました。リュックを忘れ自転車を乗り間違えるというハプニングですが、やはり②十分に自転車や荷物の確認をするということです。そうしないと結果的に人さまに迷惑をかけることに繋がります。 そして最後にルールどおりに侃々諤々の反省会が日本海庄屋で開催された。決して喧々囂々ではなかったことを念のため付記しておきます。 中国では、洞庭湖の湘江に「湘八景」という美しい風景がありその南を古来「湘南」と呼んだそうだ。わが湘南はそれを凌ぐがゆえに湘南と言われている。 ともあれサッカーではありませんが、本日は本当に湘南ベル(美しい)マーレ(海)な一日でした。 (文&写真:TomoⅢ) (追)今回のレンタサイクルは変速なしのママチャリでお店の管理レベルは高くなかった。 写真のような自転車を貸すのは無責任と思うが、借りる我々もタイヤやブレーキなど事前に 十分チェックをして災難を未然に防ぎましょう。
by bicyclingclub
| 2010-05-28 13:21
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